誰もが家に仏壇があるわけではありません。
仏壇が実家にあったり、兄弟などが継いでいたりすれば、当然ながら仏壇はないはずです。
位牌は二つも三つもありませんから。
ご先祖様の供養をしたいけれど、お墓や仏壇になかなか参拝できないのであれば、家でできることをしましょう。
ご先祖様のことを思って、手を合わせるだけでも構いません。
水やお塩、お線香を供えるのもいいでしょう。
仏壇がなくてもご先祖様に思いを馳せて手を合わせるだけでも、供養になるのです。
スポンサーリンク
また、最近では仏壇がどこにもない家もあります。
仏壇はご先祖様の家なのですから、当然あった方がいいでしょう。
しかし、家の事情や金銭的なこともあって仏壇を置けないという人もいます。
そういう場合は、短冊で代用します。
まず、少し厚手の短冊を用意します。
色は白で、文具店などで売っています。
そこに『○○家先祖代々の霊位』と書きます。
そしてちょっとした台の上に白い紙を敷き、短冊を立て、その前に線香立てを置きます。
これで仏壇の出来上がりです。
お線香をあげ、手を合わせましょう。
短冊がご先祖様の依り代になるのです。
先祖供養に仏壇の値段は関係ありません。
大事なのはご先祖様を敬う気持ちです。
気持ちを込めて供養しましょう。
関連記事(一部広告含む):