日本の日常的食文化を発展させる

日本の食文化継承としてラーメン職人への転職を前項で紹介しました。

ラーメンは麺とスープ、トッピングという3種類の構成要素しかなく、それらを自在に組み合わせたところでラーメン以外の何者でもない形態となる自由度の高さが魅力です。

したがって海外ではその国に合わせたスタイルを作りながらも、日本の食文化であるラーメンの存在意義を保てるのが大きな特徴でしょう。

すでにラーメンは世界各国に進出しており、素人の入り込む隙間は狭まっていますが、チャンスがまったくないわけではありません。

何しろ、ラーメンはつねに進化している日本の食文化ですから。

スポンサーリンク

ラーメン以外にも日本ではポピュラーな存在でありながら、海外では普及していない日本の食文化は数多くあります。

大阪名物のお好み焼きやたこ焼きもそのひとつ。

具材のアレンジ次第では世界に発信できる日本の食文化となる可能性は十分にあります。

伝統工芸と日常的な食文化にはポピュラリティにおいて違いはありますが、ニーズを開拓するという面では創造性が共通項となります。

職人へ転職するならばこれからの時代、やはり職種を問わず創造性が必然となることは間違いありません。

かつて職人とアーティストには区切りがつけられていましたが、現在はそのボーダーラインが消滅しつつあるといえるでしょう。

関連記事(一部広告含む):