映画翻訳入門!翻訳家の仕事

アルク翻訳レッスンシリーズ[メディア翻訳]映画翻訳入門
佐藤 一公、岩本 令、岡田 壮平、菊地 浩司、林 完治、東北新社、映像テクノアカデミア/著 アルク(2003年6月/発行)

翻訳家を目指している人で、映画の字幕の翻訳者になりたいと考える人は多いのではないでしょうか?

トップクラスの現役翻訳家7人が、人気の高い外国映画を題材として取り上げ、日本語版となって実際に市場へ出るまでの「職業としての映画翻訳」のノウハウを解説しています。

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一冊まるごと「字幕のツボ吹き替えのコツ」です。映画の中のセリフがどのような過程で字幕となってゆくのかがわかり、字幕翻訳家を目指す人にはたいへん参考になると思います。

1.映画翻訳とは?(映画翻訳の現場と仕事の中身―映画翻訳者への道の第一歩は、映画翻訳を知ることから)

2.映画翻訳者デビューを実現する―映画翻訳者を目指す―デビューの方法と独立までの道のり)

3.映画翻訳レッスン字幕翻訳編(字幕翻訳の基本ルール作品別字幕翻訳の実践レッスン)

4.映画翻訳レッスン吹き替え翻訳編(吹き替え翻訳の基本ルール作品別吹き替え翻訳の実践レッスン)

実際にあこがれの字幕翻訳家になるのは「狭き門」と聞きますが、それはあくまで英語の場合で、他の言語となると状況が違ってくるそうです。

最近では韓国やインド、タイといったアジア映画はもちろん、南米や中東、さらにはアフリカなど様々な国の映画が公開されるようになってきています。

言語によっては、映画翻訳家が見つからないこともあるそうで、配給会社側は幅広い言語のできる字幕翻訳家を求めているようですよ。

どうしても字幕翻訳家になりたいなら、英語以外の他の言語をマスターすることから始めるのが近道かも。

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