七草粥は歌いながら作る

初春を告げる風習、七草粥は意外と身近な野草ばかりですが、都市圏に住んでいる人はぺんぺん草が生えているからといって七草粥の材料にしないでください。

土地がどのように汚染されているか分からず、また土壌が良くても排気ガスや犬の散歩などでどのように不衛生な状態になっているか分かりません。

必ずスーパーマーケットなどで販売している七草粥セットを購入して作りましょうね。

七草のセットを購入してきたら、そのまま粥に入れるのではなく細かく刻んで入れます。

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その時には必ず以下の歌、「七草の歌」を口ずさみながら行うのが正しい作り方です。

「七草なずな 唐土の鳥が 日本の国に 渡らぬ先に ストトントン」

なぜ唐土、つまり中国の鳥が日本に渡る前なのか、定説はありませんが、この節を歌う間、包丁を動かしていれば、七草はかなり細かくなるはずです。

ちなみに七草粥、雑煮ほどではありませんが日本各地で入れる材料が異なり、とくに雪の多い地方では七草がまだ雪の中に埋もれていることから別の材料を使用しているところがあります。

七草粥を食べる目的は弱った胃腸を整え、無病息災を願うことなのでセロリやニンニクを入れた洋風リゾットなんていうのも、七草粥の新しいスタイルになる可能性がある、といえるでしょう。

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