稲荷神は五穀豊穣を約束する神様

商売繁盛を祀っている神様、金山彦命の次は稲荷神(いなりのかみ)。

宇迦之御魂神(うかのみたま)や豊受大御神(とようけびめ)などが習合した神様で、うか、とは穀物や食物の意味を持っています。

つまり稲荷神は五穀豊穣の神様ですね。

総本山は京都の伏見稲荷大社で、ここから分祀された神社の数は日本全国で32000社あるといわれています。

これだけの数があるので、きっとどの地元にも氏神として稲荷神社があるでしょう。 続きを読む 稲荷神は五穀豊穣を約束する神様

やることやったら神頼み

さて、戦国武将ほど大変なことをしないまでも商売繁盛のためには、それなりのリスクを侵す必要もあれば機転を利かせて情勢の先を読む能力が大事なことも分かったと思うので、後半はやることをやった後の商売繁盛、神頼み、物頼みで頭を柔らかくしましょう。

商売繁盛の祈願といえば神社。

どの神社でも商売繁盛の祈祷を行ってくれますが、本来、祀られている神様にはそれぞれ役割を担っているので、できれば五穀豊穣とか大漁追福とか、人脈や知恵の徳があるとか、自分の職業と関わりのある神社に出向いた方がご利益を期待できるでしょう。 続きを読む やることやったら神頼み

商売繁盛には健康第一

戦国時代を終わらせ、現在の首都東京に通ずる江戸幕府を作った徳川家康、寿命を全うしたのは75歳といわれています。

当時としては長寿で、関ヶ原の戦いの時は59歳、豊臣家滅亡の時は74歳。

つまり長寿だったからこそ、天下を取れたともいえます。

その家康、健康志向と吝嗇家だったことはあまりに有名。

つねに戦場でいた時の食事を好み、麦飯と魚、野菜の煮付け、納豆など庶民と変わらぬ食生活を送り、けっして過食せず、酒も強かったけれど嗜む程度に押さえていた、とか。 続きを読む 商売繁盛には健康第一

後発こそ安定の鍵である

豊臣秀吉最大の失敗は朝鮮出兵と後継者問題でしょう。

もはや日本国内に制覇する土地がない以上、財源は現状維持しかありません。

領土拡大を目指しましたが、朝鮮出兵に反対する武将も多く、やがて豊臣秀吉は孤立、また幼少だった秀頼を跡目に、と諸大名にお願いしつつ床に伏せたまま寿命を迎えます。

財源規模を超えた戦略と後継者を育てておかないことは現在でも通用する教訓ですね。

さて、秀吉から頼まれた諸大名の1人に徳川家康がいたことは言うまでもありません。 続きを読む 後発こそ安定の鍵である

家康を懐柔した非情のネゴシエーション

明智光秀なき後、柴田勝家と覇権争いに勝った豊臣秀吉はついに信長の悲願だった天下統一を果たしますが、そこには合戦よりもネゴシエーションの巧みさが役立っています。

たとえば信長の後継者を決める清洲会議では、柴田勝家が信長の三男、信孝を推薦したことに対して秀吉は信長の孫である三法師を擁立、秀吉は財力とネゴシエーションで三法師を後継者とし、信孝を後継人とする策を講じます。

その後、秀吉は柴田勝家の息子である勝豊を攻めて信孝を孤立させ、三法師を奪うと当主代理の立場を確保、それを利用して今度は柴田勝家と信孝に攻勢をかけて滅ぼしてしまいます。

権力の座を射止めるための見事な戦略です。 続きを読む 家康を懐柔した非情のネゴシエーション

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