喪中の初詣はどうすればいい?

お正月は新しい年を迎えておめでたい雰囲気が漂っています。

お神酒が振る舞われたり、『あけましておめでとうございます』という言葉が多く交わされます。

しかし、近しい人が亡くなり、喪中にある人にとっては違います。

年賀状も出さずに、喪に服し、おめでとうも言えません。

喪中の間は初詣に行ってはいけない、と聞いたことのある人もいることでしょう。

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神社では死は穢れとされ、50日の忌明けをするまで、鳥居をくぐることすらできません。

つまり、神社へのお参りは忌明けまでできないのです。

しかし、お寺は違います。

お寺ではそういった決まりはありません。

むしろ、身近な方を亡くした後だからこそお参りが必要と考えているところもあり、特に制限はされていないのです。

ですから、お寺に初詣に行く分には、特に喪中だからと気にすることはありません。

また、神社でも、鳥居をくぐらずにお参りするのは大丈夫、というところもあります。

その土地独特の決まりなどもありますので、参る前に聞いてみましょう。

ただ、初詣はどこも屋台が出ていたりしておめでたいムードが漂っています。

喪中ではそんな気分が出ないかもしれません。

そういうときは、お墓参りがいいでしょう。

亡くなった方や、祖先の方々に新年のご挨拶を厳かな気持ちで行えば、新しい年が気持ちよく迎えられるはずです。

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