SNSに漂う悪い言霊の正体

言葉は、1人のカリスマ的存在から発せられただけでも世界を正の方向にも負の方向にも動かすことができ、また無名市井の人々でも集結すれば数の論理として状況を一変させる力を持っています。

日本において古来、声に出した言葉は事象に対して何らかの影響を及ぼすと考えられ、良い言葉は良い事を引き起こし、災いをもたらす言葉は凶事を招く力があると信じられていました。

これが言霊です。

つまり、言葉の力は良い方向だけでなく悪い方向にも働く、というもの。

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どうやら言霊は日本だけでなく、言語を有する人類共通に働く力のようです。

もちろん、世界情勢を動かすだけが言霊ではありません。

普通に暮らす人々に取って、言葉は重要なコミュニケーション手段ですが、時として言葉を当たり前と考える余り、いい加減なことを言ったり、嘘をついたり、無意識に人を傷つけたり、虚言妄想を広めたり、ということを誰もが行っています。

これを助長させているのが匿名を条件にしている最近のネット内SNS。

自分の身元が分からない、だからいい加減、適当なことを言ってもバレない、という安易な発想から悪意のある言葉が一部に充満しています。

本人は軽い気持ちかもしれませんが、その言葉にも貴方の魂が宿っていることをお忘れなきように。

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