クリスマスはイエス・キリストの降誕祭です。
世界中のキリスト教圏でお祭りが行われており、日本も例外ではありません。
もっとも、日本の場合はイエスが生まれた日であろうがブッダが涅槃に入った日であろうが空から大王が舞い降りてくる日であろうが関係なく、クリスマスはお祭りの日として認識されており、子どもたちにしてみれば親からプレゼントをもらえてケーキが食べられる日であり、恋人がいない男女にとっては忌まわしき日でもあります。 続きを読む クリスマスの奇跡!サンタクロース伝説
クリスマスはイエス・キリストの降誕祭です。
世界中のキリスト教圏でお祭りが行われており、日本も例外ではありません。
もっとも、日本の場合はイエスが生まれた日であろうがブッダが涅槃に入った日であろうが空から大王が舞い降りてくる日であろうが関係なく、クリスマスはお祭りの日として認識されており、子どもたちにしてみれば親からプレゼントをもらえてケーキが食べられる日であり、恋人がいない男女にとっては忌まわしき日でもあります。 続きを読む クリスマスの奇跡!サンタクロース伝説
クリスマスと切っても切れない関係にあるのがサンタクロース。
といっても長年の歴史がクリスマスとサンタクロースを結びつける結果になっており、とくにキリストの降誕祭とは何の関係もありませんが、今ではサンタクロースのいないクリスマスなんて情熱のないサンバのように味気ないものになっています。
サンタクロースのトリビア、最初は北アメリカ航空宇宙防衛司令部(NORAD)、通称ノーラッドとの関係からです。 続きを読む ノーラッドとサンタクロースの関係
クリスマスになるとノーラッドがサンタクロースを追跡するのは恒例になっており、現在は「NORAD Tracks Santa(ノーラッド・トラックス・サンタ)」と呼ばれています。
きっかけは1955年、ノーラッドの前身、コーナッド(CONAD:中央防衛航空空軍基地)にかかってきた1本の電話。
コロラドの大手スーパー、日本でもその名が知られているシアーズは毎年クリスマスになると子供向けのサンタクロース・ホットラインを設けていますが、その年に限り、新聞広告に出した電話番号が誤植で、なんとコーナッドのホットラインだったのです。 続きを読む 武功以外で名前を残したハリー・シャウプ大佐
米ソ冷戦時代、核を積んだ大陸弾道弾がいつアメリカ大陸を襲ってくるか分からないという時のコーナッド内の緊張は一般人に計り知れないものでしょう。
そんな緊張した空気の中、ホットラインの電話が鳴ります。
当然、緊張は極限まで達するはず。
もしかしたら大統領からの電話ではないか?
その当時の様子をアメリカのお固い評論誌、アトランティックがレポートしていますので、ちょっと再現してみましょう。 続きを読む サンタクロースのふりをして会話せよ
インターネットが普及する以前のノーラッド・トラックス・サンタは非番の軍事スタッフや民間人がボランティアとして電話や電子メールに対応、戦闘機やイージス艦のレーダーを使ってサンタクロースを追跡していましたが、現在はインターネットを使って世界各地を飛び回るサンタクロースの追跡を行っています。
ちなみに日本の地域にもサンタクロースはやってきます。
2006年の中継ではサンタクロースの速度計算が行われました。 続きを読む サンタクロースの最高速度は?
ノーラッド・トラックス・サンタは今年も追跡を行います。
追跡システムもすごいです。
北米警戒システムのNORADレーダーと35,888km上空の熱感探知衛星、NORADサンタ・カメラ・ネットワーク、さらにカナダのCF-18、アメリカのF15やF16、日本に導入予定のF35まで参加してサンタクロースを追跡する予定です。
もっとも、戦闘機ではサンタクロースに追いつくことは不可能です。 続きを読む NORADアプリをダウンロードしてサンタクロースを追跡!
サンタクロースが赤い服を着ているのはクリスマスの象徴である赤と緑の、赤が強調されたことに由来しています。
モデルとなった教父聖ニコラウスについては後述するとして、キリスト教における赤はイエス・キリストが流した血をモチーフとして、その後、司祭が聖人の祝日の際には自ら犠牲となることを厭わない、という意味から赤い服を着るようになりました。
サンタクロースの服装は特定の色ではありませんでしたが、赤い服にたどり着いたのはキリスト教において自然の成り行きといえるしょう。 続きを読む サンタクロースの赤と白で思いつく飲み物といえば?
サタデー・イブニング・ポストは1821年に創刊され、1969年まで隔週刊誌として一般家庭に届けられましたが、同年に一旦は廃刊となりました。
その後、復活を望む声が強いことから1971年には季刊誌として復活、2013年には再構築して編集を継続しています。
1920~1960年代、アメリカ保守派が主流を占めていた時代には100万部の発行を誇っていたので、当時としては超人気雑誌だったわけですね。
内容はともかくとして、サタデー・イブニング・ポストがこれだけ有名になったのは表紙を300回以上飾ったノーマン・ロックウェルを始めとする各イラストレーターの作品です。 続きを読む アメリカン・タッチのイラストとサンタクロース
アメリカにおける現在のサンタクロース像はコカ・コーラのイラストが標準モデルとなっており、その存在はノーラッドの追跡システムで明らかになっていますが、ヨーロッパになると少し事情が違ってきます。
ノーラッドの公式発表ではサンタクロースが住んでいるところは北極点(ノースポール)。
しかし子供の頃、フィンランドに住むサンタクロースさんからお手紙を貰った人もいるでしょう? 続きを読む フィンランドから届くサンタクロースの手紙