日本におけるヨガの歴史

ヨガは、今のようにエクササイズ的要素の強いものでなく、より精神鍛錬、修行というものが色濃く持っているものとして、日本に到来しています。

最初に伝わったのは、大同元年、空海の時代にまで遡ります。

底から、真言宗、天台宗、のなかの護摩、阿字観といった密教行法という形で現代の禅宗の座禅といったものになっていきます。

この座禅は、ヨーガ・スートラにあるディヤーナの音写ということです。

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今のエクササイズ的要素が強いヨガの前に、ヨガブームというものがありました。

昭和の時代に今よりは、精神的要素の強いヨガというものが広がりをみせ、精神統一が出来る、心が落ち着く、ということで、多くの方がヨガに注目をしたのですが、宗教的要素が強い、というイメージがあり、それほどの広まりを見せず、また、ある宗教団体が大きな事件をおこし、その団体が行っていた、ヨガのようなものを嫌って、一時期は下火となったのです。

それでも、ヨガの本質をしっかりわかっている方々は、毎日の日課として、ヨガを行っていましたし、さらなるヨガの進む道を模索している方々もいたのですね。

ヨガ、を思うとき、座禅の形のまま道路で座って瞑想している人や、とても考えられない姿勢で修行をしている方を想像してしまうというのが、この昭和の時代のヨガに対してのイメージでしょう。

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