雪に包まれる戸隠神社

長野県にある戸隠神社。

奥社の建立は紀元前210年とも言われ、2000年を超える歴史を誇ります。

戸隠神社の建つ戸隠山周辺は、平安時代以降には修験道としてその名を知られ、比叡山、高野山とともに三千坊三山と呼ばれました。

戸隠神社は宝光社・火之御子社・中社・九頭龍社・奥社の五社から成り立ちます。

その中でも隣同士になっている九頭龍社と奥社の二社がよりパワーがあると言われ、多くの人が参拝に訪れます。

奥社へ向かう参道、朱塗りの随神門を抜けると、巨大な杉並木があります。

樹齢400年を超える高さ三十メートルもあろう杉が、参道の両側にそびえます。 続きを読む 雪に包まれる戸隠神社

火山の麓に建つ霧島神宮

鹿児島県にある霧島神宮。

6世紀、高千穂峰の山頂に山岳信仰のために建立されました。

高千穂峰は古代、天照大神の孫である瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が統治のために降臨したとされる山です。

しかし、この山は火山のため、霧島神宮も何度か噴火の被害を受けました。

炎上しては何度も場所を変えてきたのです。

そして現在は、高千穂峰の麓に神宮は建っています。

今から約500年前に、現在の地に遷されました。

朱く塗られた鳥居は、取り囲む木々の緑によく映え、特に紅葉の季節は鮮やかな彩りを見ることができます。 続きを読む 火山の麓に建つ霧島神宮

都会の中の静寂!熱田神宮

愛知県にある熱田神宮。

ここは織田信長も桶狭間の戦いの前に必勝祈願に訪れたという場所です。

勝利のお礼に塀が寄贈され、今でも『信長塀』と言われて当時のまま残っています。

織田信長ほどの力のある人物が必勝祈願に訪れるのですから、実にこの神宮に力があるかわかるでしょう。

熱田神宮は1900年もの歴史があり、三種の神器の一つである草薙神剣が祀られています。

名古屋の都会の中にありながら、その広大な境内は静寂で、緑豊かな空間になっています。

喧騒から切り離された境内は、まるで結界が張られているようです。 続きを読む 都会の中の静寂!熱田神宮

笑顔で石段を上る金刀比羅宮

香川県にある金刀比羅宮。

古くから海上交通の守り神として、『こんぴらさん』と呼ばれ船乗りなどに親しまれてきました。

海上だけではなく、陸上などの交通安全も司るとして多くの人に人気があります。

金刀比羅宮に向かう参道は、ひたすら石段になっています。

御本宮まで行くのに、785段もの石段を上ります。

相当な段数です。

本宮前の御神木は、パワーが強く感じられるでしょう。

しかし、本宮よりもっと上に、更なるパワースポットがあるのです。 続きを読む 笑顔で石段を上る金刀比羅宮

空海を感じながら巡る四国八十八箇所

四国八十八箇所とは、四国にある空海ゆかりの札所八十八箇所を指します。

その八十八箇所を巡礼することを遍路と言い、多くの人がここを巡ります。

四国は平安時代から修験者の修行の道とされていて、空海もその地を巡りました。

それが今の八十八箇所巡りの原型になったのです。

八十八箇所は距離にすると1000kmをも超え、一日に30km歩いても40日程度かかる計算になります。

もちろん、一気に巡る必要はありません。

何度かに分けて巡る人が多く、その順番も人それぞれです。 続きを読む 空海を感じながら巡る四国八十八箇所

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