キリスト教の先祖供養

キリスト教には、先祖供養という考え方がありません。

先祖を敬うことはしますが、拝むようなことはないのです。

キリスト教では、神様はキリストのみです。

崇拝してしまえば、亡くなった人が神格化してしまいます。

それはキリスト教のような一神教では許されないのです。

お墓参りという行為も存在しますが、決して重要視はされません。

亡くなった人は神の元で安らかに暮らしている、と考えられています。

そのため、お墓参りでは故人に思いを馳せ、神様に感謝の気持ちを捧げるのです。

また、お墓や亡骸も重視されていません。 続きを読む キリスト教の先祖供養

日本の仏教と先祖供養

日本で最も多く信仰されている宗教は、仏教です。

元来、仏教では先祖供養という考え方はありませんでした。

お釈迦様から始まる仏教では、人は輪廻転生を繰り返します。

死んでも再び生まれ変わるのです。

ですから、死は終わりではありません。

インドのガンジス川では、亡骸を川辺で焼いてそのまま川に流します。

そうすることで、生まれ変われると思われているからです。

そのため、親族はそこまで悲しがりません。

亡くなった人は、新たな旅立ちなのですから。 続きを読む 日本の仏教と先祖供養

先祖供養にお坊さんは必要?

先祖供養を行う際、お坊さんにお願いした方がいいのでしょうか?

法要を行う際、お坊さんに来てもらってお経をあげてもらうこともあります。

また、お寺に参拝して、一緒に手を合わせて供養してもらったりもするでしょう。

宗教や宗派によっても違います。

寺院や地元の方などに聞いてみてください。

宗教などに入っていなくても、お坊さんをお願いすることは可能です。

無宗教でもお墓があれば、その霊園に言えば紹介してくれたりします。

お坊さんにお経をあげてもらえれば、それだけ供養した気にもなるでしょう。

しかし、必ずお願いしなくてはならないというわけではありません。 続きを読む 先祖供養にお坊さんは必要?

先祖供養は何回忌でやればいい?

親しい人が亡くなった際、法要を行う日が決まっています。

まず、四十九日。

亡くなってから四十九日はまだ現世にいるとされ、あの世に旅立つ四十九日に法要を行います。

次に一周忌。

亡くなってから丸一年です。

次に三回忌。

これは亡くなって丸二年で、一周忌の翌年になるので注意が必要です。

この辺りまでならまだ覚えていられるでしょう。

亡くなってから七日ごとに七十七日まで行うこともありますし、新盆などもあります。

毎年命日には供養したいものですが、三回忌以降は毎年法要を行う必要はありません。 続きを読む 先祖供養は何回忌でやればいい?

お盆の先祖供養

お墓参りの季節と言えば、すぐに思い浮かべるのがお盆でしょう。

お盆にお墓参りに行く人は多いかと思います。

しかし、あまり慣れていないと、お盆に何をしたらいいのかわからないかもしれません。

お盆はお彼岸のお墓参りと違い、作法やしきたりがあります。

ただお墓参りをすればいいというわけではないのです。

まず、お盆の時期です。

多くの場合は8月の15日前後ですが、東京などでは7月の15日前後がお盆になります。 続きを読む お盆の先祖供養

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