金比羅さんはインドの神様クンピーラが元祖

願掛け種類別日本の神様、まだ2柱しか紹介していないので先を急ぎましょう。

倉稲魂命(うかのみたまのみこと)は穀物の神様といわれているので豊作の願掛けの際は、この神様が祀られている神社がおすすめ。

伏見稲荷大社の主祭神なので全国のお稲荷さんであれば大丈夫です。

ちなみに倉稲魂命は農業や商工業の神様でもあり、デパートの屋上や工場の敷地内でも祀られていることがあります。

海に出かける前に安全の願掛けをするなら金比羅大権現を祀っている金比羅神社です。 続きを読む 金比羅さんはインドの神様クンピーラが元祖

勝負願掛けは勇ましい素盞嗚尊を祀る神社へ

いろいろな願掛けに最適な日本古来の神様、続けます。

勝負の世界で勝ちを願掛けするなら素盞嗚尊(すさのおのみこと)がおすすめです。

イザナミとイザナギの子という主流の神様ですが若い頃からなかなかの暴れん坊で、姉の天照大神が天の岩屋に隠れてしまったのも素盞嗚尊のせいです。

そんな暴れん坊ですから神々の国、高天原から追放されてしまうのですが、出雲の国に降りて美しい少女、奇稲田姫(くしなだひめ)と出会ってからは真っ当な道を歩み出します。 続きを読む 勝負願掛けは勇ましい素盞嗚尊を祀る神社へ

モテたい時の願掛けは大国主命が祀られている神社へ

仏教の教えに比べると日本古来の神様、ずっと分かりやすいので願掛けしやすいです。

たとえば大国主命(おおくにぬしのみこと)。

因幡の素兎に出てきてウサギを助ける神様ですね。

神様が住む高天原と死者が住む黄泉の国の間にある葦原中国(あしはらなかつくに)、つまり日本国土を作ったことから国作りの神様と呼ばれているので土木建築関係の願掛けをするなら最適の神様です。

また大国主命は多くの女神を妻に娶って神様をもうけています。 続きを読む モテたい時の願掛けは大国主命が祀られている神社へ

平和的願掛けはお釈迦様に

神様という概念じたい、土着性が強いので日本の神道が宗教ではないという定義は世界中の神様を否定する行為でもありますが、宗教論になると長くなるのでここでは願掛けする神様、仏様の話に戻すことにします。

まずは仏教。開祖はお釈迦様とされていますが、仏教の宗派にはいろいろな考え方があります。

お釈迦様1人が仏教を作り出したわけではなく、それまでに悟りを開いた人(これを仏陀という)の累積した修行の成果だという説や釈迦そのものが輪廻転生を繰り返して生まれ変わった仏陀の姿だとか、とにかく宗派によって違胃があります。 続きを読む 平和的願掛けはお釈迦様に

願掛けは仏教でも神道でも構わない

願掛けをする時、「神様、仏様」とよく耳にします。

願掛け、どちらにしたらいいのでしょう?

結論から言うとどっちでもいいし、両方に願掛けしても構わないのです。

日本は古来、八百万の神に代表されるように神道の国でした。

しかし西暦552年に仏教が伝来すると仏を「蕃神(ばんしん:隣の国の神という意味)」として崇めるようになります。 続きを読む 願掛けは仏教でも神道でも構わない

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