理学療法士の国家試験ってどんなもの?

理学療法士になるためには、国家試験に合格し、厚生労働省への登録をしなければなりません。

国家試験は毎年、年1回、3月くらいに行われます。

試験は筆記試験と口述試験及び実技試験に分かれて、2日間行われます。

筆記試験会場は、北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、香川県、福岡県及び沖縄県です。

口述試験及び実技試験は東京都で行われます。

筆記試験は一般問題と実地問題に分かれています。

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一般問題では、解剖学・生理学・運動学・病理学概論・臨床心理学・リハビリテーション医学(リハビリテーション概論含む)・臨床医学大要(人間発達学含む)及び、理学療法です。

実地問題は、運動学・臨床心理学・リハビリテーション医学・臨床医学大要(人間発達学を含む)及び理学療法となっています。

展示試験受験者については、実地問題は行いません。

視覚障害者に対しては、弱視用試験か、展示試験による受験を認めています。

点字受験者は試験読み上げ併用の受験が叶です。

口述試験及び実地試験について、点字試験受験者は、実地問題のかわりに、運動学・臨床心理学・リハビリテーション医学・臨床医学大要(人間発達学を含む)及び理学療法を行います。

受験の手続きは、受験願書、この際、弱視用受験希望者、点字試験希望者、点字試験と読み上げ希望者は朱書きで記載するという注意点があります。

出願前6ヶ月以内に撮影した写真、返信用封筒も必要です。

また、理学療法士国家試験受験資格認定書写し、修業見込証明書及び卒業見込証明書を提出した方は、修業証明または、卒業証明書が必要になります。

提出は、試験地を管轄する地方厚生局または、地方厚生支局になります。

試験詳細は、厚生労働省ホームページに掲載されています。

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