「願掛け」カテゴリーアーカイブ

ロウソクに願いを込めて願掛けをする

炎をじっと見ていると、気持ちが落ち着いてきたりもします。

ロウソクは、古くから宗教的儀式でも使われてきました。

仏事だけではなく、キリスト教などの祭儀でも使われてきたのです。

誕生日にケーキに立ったロウソクの火を一気に吹き消すと願い事が叶う、とも言われていて、これはヨーロッパなどに残る習慣だそうです。

日本では、お盆などでロウソクを灯すことがあります。

これは人々の心を照らす灯り、先祖の道しるべの灯りとも言われています。

また、寺社によっては、願掛けのロウソクも存在します。

岐阜県で行われる『三寺まいり』では、千本のロウソクに火を灯し、願いを掛けてお参りします。 続きを読む ロウソクに願いを込めて願掛けをする

清水の舞台から飛び降りて願掛けをする

『清水の舞台から飛び降りる』ということわざを聞いたこともあるでしょう。

清水の舞台から飛び降りるぐらいの覚悟で物事に取り組む、という意味です。

清水寺に行ったことのある人なら想像できると思いますが、清水寺の本堂からせり出した舞台は、京都市が一望できます。

4階建てのビルの高さに相当し、下を覗けば結構な高さです。

『ここから飛び降りるなんて……』と足がすくむでしょう。

しかし、実際に飛び降りる人がいました。

と言うより、江戸時代に流行したのです、清水の舞台から飛び降りるのが。 続きを読む 清水の舞台から飛び降りて願掛けをする

願いが叶ったら願解きをする

寺社などで願掛けを行うときは『どうか、お願いします』という気持ちで参拝するでしょう。

しかし、いざその願いが叶ったら、ちゃんとお礼をしていますか?

人は、祈願する際には『神様仏様』と頼りますが、いざ叶えば自らの力や偶然の産物だと思ってしまうところがあります。

中には、願掛けをしたことも覚えていなかったりもして。

『願解き』という言葉があります。

これは願掛けをした神仏に、お礼参りをすることです。

授かったお守りやお札を奉納したり、お礼として参拝したりします。 続きを読む 願いが叶ったら願解きをする

髪には神が宿る!髪の毛に願いを掛ける

髪の毛は、古代から神聖なものとされていました。

願掛けの際には、髪を神に捧げ、奉納していたほどです。

髪の毛は生きている身体の一部です。

それを身代わりとして、寺社に納め、願掛けをしたのでしょう。

今では髪の毛を納めるような寺社はほとんど見られませんが、東本願寺には髪の毛で作った手綱が残っていたりして、その頃の様子を垣間見ることができます。

髪の毛は、その成長が最も見て取れるところです。

何ヶ月も放っておけば、たちまち伸びてしまいます。 続きを読む 髪には神が宿る!髪の毛に願いを掛ける

男なら髭に願掛けをする

女性は髪の毛を伸ばして願掛けにできますが、なかなか男性には向かないでしょう。

女性と違って、髪の毛を伸ばし過ぎると、周囲から変な目で見られてしまったり、仕事上に影響が出てきてしまうからです。

それならば男性らしく、髭を伸ばして願掛けにしたらどうでしょうか?

髭を生やしている人の中には、意外とそういう理由で伸ばしている人が多いようです。

当然ですが、髭は剃らないと伸びていきます。

男性にとっては、髪の毛よりも月日の経過をより感じられるでしょう。 続きを読む 男なら髭に願掛けをする

流れ星に願掛けをする

願掛けの一つとして有名なのが、流れ星への願掛けです。

『流れ星が消えるまでに願い事を3回唱える』というものです。

古来、アルタイ族の間では、流れ星は神様が地上の様子を見るために『天の扉』をちょっと開いたときに漏れる光だと考えました。

流れ星の光の向こうには神様がいて、我々を覗いている。

だから、流れ星の向こうの神に願い事をしたのです。

それが元となり、流れ星に願いを唱えるというのが世界的に広まりました。

流れ星が消えるまでに願い事を3回唱えるというのは、可能でしょうか? 続きを読む 流れ星に願掛けをする

てるてるぼうずで晴れを祈願

てるてるぼうずは、誰しもが作ったことがあるのではないでしょうか?

ティッシュを丸めて、そこにもう一枚ティッシュを被せ、輪ゴムで括ったら完成です。

てるてるぼうずは、晴れを呼び込む願掛けです。

ベランダにでも吊るしておけば、願いが叶って翌日は晴天に恵まれるでしょう。

小学校のとき、遠足や運動会の前などに作った思い出がある人も多いかと思います。

江戸時代の中ごろには、このような風習があったそうです。 続きを読む てるてるぼうずで晴れを祈願

7月7日の七夕に願掛けをする

7月7日、七夕を知らない人はほとんどいないでしょう。

この日、織姫と彦星が一年で一度、会うことができる日です。

二人は結婚していましたが、あまりに仲が良いので、仕事をそっちのけでずっと遊んでいました。

それを見かねた天の神様が、二人を天の川の西と東に分けてしまったのです。

二人があまりに落ち込んでしまったのを憐れんで、神様は年に一度、7月7日にだけ会っても良い、としました。

二人はそれを喜び、年に一度の七夕の日を楽しみにして、日々の仕事に勤しむようになりました。 続きを読む 7月7日の七夕に願掛けをする

日々の行動の中で願掛けをする

良いことがあった際、物事が上手くいった際、その日の行動を思い出してみてください。

普段と違うことをしませんでしたか?

『家を出た際に忘れ物が気になって、一度戻った』

『普段と違う道を通った』

『好きな缶コーヒーが売り切れていたので、初めて見る製品を買って飲んだ』

直接、それらが関係しているかどうかはわかりません。

しかし、もしかしたら、それが上手くいく願掛けだったのかもしれないのです。 続きを読む 日々の行動の中で願掛けをする