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門松はいつ飾る?

では、歳神様を迎えるための年内行事から説明していきましょう。

まずは門松からです。

歳神様は遠慮深い(あるいは方向音痴?)のか、目印がないと訪れてくれません。

この目印が門松になります。

したがって年が明けてから飾ってもすでに歳神様は訪れた後になるので意味がなくなってしまいます。

では、いつ飾るのがいいか、というと一般的には12月30日が最適とされています。 続きを読む 門松はいつ飾る?

正月を由緒正しく過ごすなら歳神様の理解から

前項のように正月の風習・イベントは数多くありますが、それらのほとんどは「歳神様」につながっています。

まずは、この歳神様を理解することで本当の正月の過ごし方ができるでしょう。

古来、一神教や仏教が布教される以前、神様は土着信仰の対象でした。

日本では八百万の神。

豊作を山の神に祈り、大漁を海の神様に祈願し、子供が健康に生まれるために安産の神様にお願いし、竈の火が暴れないように火の神様に祈り、そして豊作や大漁になれば、あるいは子供が無事に生まれて家内が安泰になれば、それぞれの神様に感謝していたわけです。 続きを読む 正月を由緒正しく過ごすなら歳神様の理解から

正月の行事や風習はこんなにある

年の瀬から松の内まで、正月に行う風習やイベントをピックアップしてみました。

■大掃除:歳神様を迎えるための清めの行事です。

■門松:歳神様がやってくる際の目印です。注連縄もほぼ同じ意味ですね。

■鏡餅:歳神様が家にやってきて鎮座する場所、依代です。

■年越しそば:大晦日に食べる風習です。

■おせち料理:本来は歳神様との共食を目的とした料理です。

■除夜の鐘:大晦日から元日にまたいで108の煩悩を祓うための鐘です。 続きを読む 正月の行事や風習はこんなにある

12月はなぜ忙しいのか?

毎年、12月になるとマスコミだとか街の雰囲気だとか、そういった周囲的状況がやたらとクリスマスケーキだの御節料理だの海外旅行だのと騒ぐものだからどうしても気分が忙しなくなります。

もっとも、これは現代に限ったことではなく古来、日本においては正月を迎えるために12月は忙しく過ごしていたようで、陰暦ではご存知のように12月を師走(しはす)と呼んでいました。

師、つまり寺のお坊さんが年内にお経を上げるため、走り回るので師走、あるいは師馳す、というのが語源のひとつ。

馳す、は馳せ参じるの意味ですね。 続きを読む 12月はなぜ忙しいのか?

合格、不合格だけで人生が決まるものではない

受験は大きな節目です。

その合格・不合格で人生が変わってくる場合もあります。

しかし、それは節目であって、全てではありません。

合格したから人生バラ色とか、不合格だから人生終わったとかそういうことではないのです。

合格して希望の大学に行ったからと言って、その大学で何をするのかで随分とその後の人生は変わってきます。

希望していない大学に進んでしまっても、そこで何をするかで十分にリカバリーできるでしょう。 続きを読む 合格、不合格だけで人生が決まるものではない