理学療法士の将来性はどう?

理学療法士は昭和40年に法律ができ、資格のある職業として認定されたのものです。

理学療法士の免状を持って修業している方々は、全国で約1万6000人といわれています。

現在までは、医療関係施設、例えば、病院や医院、リハビリセンターといった場所での勤務がほとんど、という専門職でしたが、この先は、福祉関係に幅が広がるのではと、予想されています。

高度救命医療が発達し、事故や重篤な疾患でも命が助かるという現代。

それに伴った後遺障害は、リハビリなどによって克服しなければなりません。

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また、食生活の変化によって三大疾病と呼ばれるような、直接死につながるような疾患が増加したというのも、後遺障害が増加している要因になっていると思います。

また、高齢化社会に突入している日本では、多くのご高齢者を抱え、痴呆、アルツハイマーなどの疾患に対応しなければならなくなっています。

ケガで少し起き上がれない時間があれば、たちまち歩けなくなるのが、ご高齢者。人間の体は怠けることが大好きですから、怠けた分をリハビリテーションなどによってよみがえらせなくてはなりません。

このような状況を考えると、これから、医療機関だけでなく、老人福祉施設やご高齢者専用のリハビリテーションセンターなどの需要が高まるのではないかとされています。

リハビリテーションの重要性が高まる中、理学療法士の将来性も、この先、医療、また福祉と関連した施設などへの高い需要があるのではないかと推測されます。

人を支え、助けていく非常にやりがいのある仕事です。

これからさらに理学療法士を目指す方々が増加していくと思いますが、技術や専門知識をしっかり身につけて、活躍されることを期待します。

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