伏見神社に行ったら千本鳥居だけでなく絵馬にも注目

本来は神馬舎を表す五角形の絵馬、縁結びを強調するハート型以外にも神社の特徴からさまざまな形があります。

和歌山県の九度山町にある慈尊院にはお椀型のおっぱいを備え付けた絵馬があります。

この立体型おっぱいの絵馬、もちろん男性の願掛け用ではなく安産祈願や乳がん治癒といった女性願掛け用のいたって真面目なもの。

おっぱい型絵馬は意外と各地にあり、千手観音を祀る愛知の龍音寺もそのひとつです。

同じ五角形でも五芒星が描かれている絵馬を用意しているのが京都の晴明神社。

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名前からも分かるように平安時代の陰陽師として有名な安倍晴明を祀っている神社です。

西洋ではペンタグラムと呼ばれる五芒星のデザインは絵馬だけでなくお守りや厄除けステッカーなどにも流用されており、ちょっとウルトラ警備隊のシンボルマークに似てなかなかカッコいいです。

千本鳥居がいかにも京都の神社らしい伏見稲荷大社の絵馬は白狐の顔を形取っています。

本来は顔の裏側に願い事を描くのですが、顔の部分が極端にシンプル化されているので絵心がある人はムズムズするらしく、狐の顔にいろいろと描いて奉納する人が絶えません。

個性的な絵を見ているだけでも飽きないので、伏見神社に参拝した際は千本鳥居だけでなく、ぜひ絵馬にも注目してください。

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