おせち・七草で昔の知恵を感じよう!

一年の始まりである正月は、身も心も引き締まった感じがしますよね。

楽しい行事も盛りだくさんです。

おせち料理は、伝統的なお祝いの食事。

ひとつひとつに、おめでたい意味が込められています。

黒豆は「まめに働き、まめ(丈夫)に暮らせるように」。

数の子は「子孫繁栄」。昆布は「よろこぶ」。

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そんな意味を考えながら、家族や親せきと一緒に食べるおせちは、心地よい1年をスタートするために大切なものです。

お雑煮も地域によって個性のある正月料理。

関東は角餅、関西は丸餅というのは有名ですが、それだけではありません。

餡入りのおもちを入れる香川、豪勢に鮭とイクラを入れた新潟の伝統的な雑煮など、ユニークな雑煮が全国各地にあるんですよ。

1月7日には、正月のごちそうで疲れた胃を休める「七草粥」を食べます。

七草とは、「セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ」の7種の野草のこと。

スズナはカブ、スズシロは大根、ナズナはいわゆる「ぺんぺん草」です。

きっと昔はどこにでも生えていたのでしょうが、今では全てを集めるのは難しいかもしれません。

この時期になるとスーパーでは「七草セット」が販売されるので、そのようなものを利用してもいいでしょう。

または、手に入る野菜で「オリジナル七草」にしてしまうのも楽しいですね。

カブや大根、セリは八百屋さんで手に入るので、そこへ季節の葉物野菜をプラスして7種類にしてしまうのです。

伝統的な風習や料理には、昔の人の知恵が詰まっています。

正月は、そのような知恵を感じるのにぴったりの機会かもしれませんね。

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