「趣味と暮らしの便利帖」カテゴリーアーカイブ

120フィルムを使用するホルガ!トイカメラ楽しみ方講座

中国製ホルガ、旧ソ連製ロモ・カメラの設計よりもずっと面倒にできています。

構造はシンプルなんですけれど。

言ってみればカメラのシステムがカメラ黎明期まで遡っているため、フィルムのタイプやフィルムの装填がとても大変なのです。

120シリーズのこの数字、カメラに詳しい人ならすぐに分かると思いますが、じつはフィルムの種類を指しており、120フィルム、日本ではブローニーサイズとかブローニーフィルムと呼ばれている中判カメラ用のフィルムを使う仕様になっています。 続きを読む 120フィルムを使用するホルガ!トイカメラ楽しみ方講座

ホルガの魅力は多重露光ができること!トイカメラ楽しみ方講座

中国製ホルガはロモと並んでトイカメラの代表格ですが、その魅力は生産ラインによる精度のバラつきだけでなく、シンプルな機能であるからこその撮影方法ができる点にもあるのです。

ホルガで撮影する際、もっとも面白いのは多重露光が簡単にできる点です。

フィルム巻き上げレバーのついている機械式カメラ、あるいは電池駆動で自動的にフィルムを巻き上げるカメラの場合、一度露光したフィルムは巻き上げなければシャッターを切ることはできない仕組みになっています。 続きを読む ホルガの魅力は多重露光ができること!トイカメラ楽しみ方講座

多重露光のコツはアンダー目に撮ること!トイカメラ楽しみ方講座

トイカメラの代表格、中国製のホルガは多重露光できることが大きな魅力です。

この多重露光、フィルムカメラでも一部の一眼レフにしかその機能がついておらず、もし巻き上げレバーのあるフィルムカメラで多重露光を行おうとする場合、巻取りクランクを持ち上げ、フィルム1枚分巻取り、シャッターをチャージするという経験値が求められる作業をしなければなりません。 続きを読む 多重露光のコツはアンダー目に撮ること!トイカメラ楽しみ方講座

110フィルムは昔のスパイカメラ用?トイカメラ楽しみ方講座

トイカメラに欠かせないフィルムについて説明しましょう。

まずはサイズから。

現在、使われているトイカメラに適合するフィルムは3種類あります。

110と120、それから135。

ちなみにこれらのナンバーはフィルムメーカーのコダックが最初に開発した時の製造番号で、それがそのまま定着したものです。 続きを読む 110フィルムは昔のスパイカメラ用?トイカメラ楽しみ方講座

中判フィルムは今でも需要あり!トイカメラ楽しみ方講座

フィルムの話、続けましょう。

次に紹介するのは120フィルム。

ホルガ120シリーズに使用するタイプですね。

じつはこの120フィルム、縦幅が60mmあり、引き伸ばし率が135フィルム、いわゆる35mmフィルムよりも低いため、スタジオなどの商業写真撮影に使われていた中判カメラ用のフィルムなのです。 続きを読む 中判フィルムは今でも需要あり!トイカメラ楽しみ方講座

ネガとポジのフィルムの違い!トイカメラ楽しみ方講座

フィルムにはネガとポジがあります。

ネガティブフィルムとポジティブフィルムの略ですね。

ネガは撮った写真の明暗や色彩を反転させ、プリントする際に透過光を当てて画像を反転させます。

ポジは反転させた画像を現像の段階で再度反転、色彩や明暗を撮影状態に戻す構造を持つフィルムです。 続きを読む ネガとポジのフィルムの違い!トイカメラ楽しみ方講座

まずは古いフィルム式コンパクトカメラを手に入れる!トイカメラ楽しみ方講座

トイカメラの代表格、ロモやホルガには他にもユニークなモデルがあり、またVivitarやblackbird,flyなどもトイカメラとして知られていますが、あまり現代の製品ばかり取り上げても面白くないので、もうひとつのジャンル、古いフィルムカメラをトイカメラ代わりに使う楽しさをご紹介しましょう。

古いフィルムカメラ、と一口に言っても実に幅広い範囲があります。

なにしろフィルムカメラの時代はデジタルよりもずっと長く、しかも主要各国で生産されていた経歴を持っています。 続きを読む まずは古いフィルム式コンパクトカメラを手に入れる!トイカメラ楽しみ方講座

レンジファインダーのかわいいシャッター音!トイカメラ楽しみ方講座

古いフィルムカメラでコンパクトなタイプはレンジファインダーと呼ばれるカテゴリーに属します。

ロモLC-Aやホルガ120シリーズもこのカテゴリーですね。

簡単に言うと撮影用レンズに連動して距離測定を行い、ピント合わせはレンズのピントリングを回してファインダーの中の二重像をぴったりと一致させるタイプのカメラです。 続きを読む レンジファインダーのかわいいシャッター音!トイカメラ楽しみ方講座

ハーフサイズの名機を使ってみる!トイカメラ楽しみ方講座

古いフィルムレンズを語る上で、オリンパス・ペンEEを欠かすことはできません。

1961年に発売され、「持ったその日から誰でも写真が撮れる」というコンセプトを元にして開発されたコンパクトカメラです。

単焦点レンズなのでシャッタースピードも絞りもすべてカメラが自動的に行ってくれるカメラで、これを機械式に行っているところが当時の日本のカメラの優秀性を物語っています。 続きを読む ハーフサイズの名機を使ってみる!トイカメラ楽しみ方講座