「趣味と暮らしの便利帖」カテゴリーアーカイブ

適正露出のない世界!トイカメラ楽しみ方講座

トイカメラの魅力は性能の低い広角系単眼レンズの甘いピントとさまざまな個性を持つフィルムのマッチングの他に、もうひとつあります。

それは適正露出が分からないことです。

簡単に言うと写真がきちんと撮れるための光の量ですね。

デジカメは光の量を自動的に計算してシャッタースピードと絞り値を決定します。 続きを読む 適正露出のない世界!トイカメラ楽しみ方講座

トイカメラは3つのパターン!トイカメラ楽しみ方講座

では、トイカメラにはどのような種類があるか説明しましょう。

トイカメラは3つのパターンに大別することができます。

ひとつは現在、発売されているフィルム式のトイカメラ。

代表的なメーカーとしてはロモやホルガがあります。

次にフィルム式の古いカメラ。 続きを読む トイカメラは3つのパターン!トイカメラ楽しみ方講座

フィルムと現像代は高いか安いか?トイカメラ楽しみ方講座

フィルム式カメラを使う場合、やはりフィルムの価格のことを十分に考えることが先決です。

今、販売されているフィルム価格は一般的な36枚撮りで700~1,000円ぐらい。

このフィルムを現像に出すと、35mmネガフィルムの現像代が600~700円、それらのプリントを行うとL版で30~40円が相場といったところでしょう。

仮にフィルム代を700円、現像代を600円、L版プリントを30円として、36枚の中から気に入った写真10枚だけプリントしたとします。 続きを読む フィルムと現像代は高いか安いか?トイカメラ楽しみ方講座

フィルムの持つメリットは現代でも通用する!トイカメラ楽しみ方講座

トイカメラの必需品、フィルムのことを少し解説しましょう。

フィルムは最長でも36枚しか撮れないし、現像料、プリント代もかかります。

それでも、その価格に見合うメリットがあり、それはデジタルにはないものなのです。

最近はデジタル機器の性能も上がり、プリンターのインク、印刷紙の画質も向上して写真が色褪せなくなってきました。 続きを読む フィルムの持つメリットは現代でも通用する!トイカメラ楽しみ方講座

フィルムのデメリットこそ写真上達への第一歩!トイカメラ楽しみ方講座

36枚撮りのフィルム、すべてをプリントするとしたらフィルム代、現像代を足すと2,380円となり、プリント1枚につき、約66円かかります。

つまり一回のシャッターが約66円ということ。

2回押せば自動販売機で冷たいコーラでも温かい缶コーヒーでも買えちゃうわけです。

デジカメならタダ同然ですから、フィルムの場合はおのずとシャッターを押すことに慎重になるでしょう。 続きを読む フィルムのデメリットこそ写真上達への第一歩!トイカメラ楽しみ方講座

トイカメラは自由に撮りたがる女性から!トイカメラ楽しみ方講座

1990年代後半、ガーリーフォトという言葉が流行しました。

ガールの撮ったフォト、ですね。

イマドキ風に言えばカメ女、ってところでしょうか?

日常的な光景を女性の感受性で撮っただけのノンジャンル作品をガーリーフォトというカテゴリーに当てはめましたが、写真といえばそれまで構図がどうの、適正露出がああだ、など、まるで化学の実験室でもいるように口角泡を飛ばす男たちが息巻くなかで、自由気ままに撮る女性の写真がとても新鮮に見えたことから、この言葉が生まれたという経緯があります。 続きを読む トイカメラは自由に撮りたがる女性から!トイカメラ楽しみ方講座

ロモの欠陥商品がトイカメラの始まり!トイカメラ楽しみ方講座

トイカメラのルーツが旧ソ連製?と首をかしげる人は多いでしょう。

でも、カメラの詳しい人ならピンと来るかもしれません。

じつは旧ソ連、カメラに関しては日本やドイツに並ぶほど歴史も長く、また生産量も多い国だったのです。

そしてそれらのカメラの多くはドイツや日本のコピー商品でした。 続きを読む ロモの欠陥商品がトイカメラの始まり!トイカメラ楽しみ方講座

トイカメラの世界を支えるロモグラフィー!トイカメラ楽しみ方講座

トイカメラのルーツ、ロモLC-Aは発売後、製造の欠点が逆に個性となった珍しいカメラですが、これを世界中に広めたのは当時、オーストリアの学生2人。

プラハでロモLC-Aに出会ってから、その面白さを世界に広げようとロモグラフィーを宣言、その後、ロモLC-Aで撮ったスナップ写真をニューヨークやモスクワで公開し、世界中から注目を集めるようになりました。 続きを読む トイカメラの世界を支えるロモグラフィー!トイカメラ楽しみ方講座

中国製簡易カメラのホルガがもたらした結末!トイカメラ楽しみ方講座

ロモグラフィーから販売されているトイカメラの代表格、ロモLC-A+は現在、中国で作られていますが、このロモと同じくらい高い人気を誇っているのがホルガ120シリーズ。

1982年、香港で産声を上げたカメラです。

見た目こそまともなカメラの格好をしていますが、じつはこのボディ、プラスチックのオンパレードで、レンズまで単一焦点のプラスチックが使われています。 続きを読む 中国製簡易カメラのホルガがもたらした結末!トイカメラ楽しみ方講座