クロスフィンガーズはキリスト教圏の国でもっともシンプルな願掛けです。
人差し指と中指を交差させるポーズですね。
これ、指で十字架を表しているといいます。
中世、魔女狩り盛んだった頃のヨーロッパで、十字架を持っていなかったキリスト教徒が最初に苦し紛れで十字架を指で作ったのが起源とか。
今では物事をうまく進めたい時にクロスフィンガーズを作り、幸運を祈ります。 続きを読む 幸運を呼ぶクロスフィンガーズ
クロスフィンガーズはキリスト教圏の国でもっともシンプルな願掛けです。
人差し指と中指を交差させるポーズですね。
これ、指で十字架を表しているといいます。
中世、魔女狩り盛んだった頃のヨーロッパで、十字架を持っていなかったキリスト教徒が最初に苦し紛れで十字架を指で作ったのが起源とか。
今では物事をうまく進めたい時にクロスフィンガーズを作り、幸運を祈ります。 続きを読む 幸運を呼ぶクロスフィンガーズ
合理主義の塊のようなアメリカでも願掛けの風習はわずかですがあります。
その代表例がイエローリボン。
戦争に送られた兵士の無事帰還を願うために家族や恋人が家の軒先にイエローリボンを結んだのが始まりで、広く一般的な風習となったのは1979年に起きたイランアメリカ大使館人質事件からです。
ケンタッキー州リッチフィールドの婦人会が街路樹や胸にイエローリボンを結んだことが全国ニュースで流され、アメリカ全土に広がりました。 続きを読む アメリカの願掛けで代表的なのはイエローリボン
紐が切れた時に願いが叶うという、通称ミサンガ。
これも日本の御守りと同様、外国の願掛けグッズとして有名ですね。
一応、ブラジルが発祥地となっていますが、ブラジルではミサンガと呼ばずフィタまたはボンフィンと呼ばれています。
ミサンガはポルトガル語で連なったビーズ状の意味を持っており、紐状はミサンガとは呼びません。 続きを読む 願い事は紐が切れた時に叶う
願掛けをするのは日本人だけではありません。
前述したポンヌフ橋の「愛の南京錠」のように外国でも願掛けが行われています。
有名なのはローマにあるトレヴィの泉。
原型は古代ローマ時代に作られ、その後は皇帝クレメンス12世やブランドのフェンディによって改装工事が行われた由緒ある人工の池です。
この泉に対して後ろ向きでコインを投げ入れると願いが叶うという願掛けがあります。 続きを読む トレヴィの泉でコインを3枚投げた時の願掛けは?
千の単位で願掛けを強くする事例、もうひとつだけ紹介しましょう。
千願経(せんがんきょう)です。
これは般若心経を千回唱えることで願掛けができるとされている風習です。
般若心経は中国の怪奇小説「最遊記」でお馴染みの三蔵法師、玄奘三蔵が仏教研究でインドに渡り、帰国する際に持ち帰った経典のひとつで、日本では仏教のさまざまな宗派がこれを使用しています。
また古来、般若心経を唱えると病気が治るという風習もありました。 続きを読む 千願経は神通力の源