36枚撮りのフィルム、すべてをプリントするとしたらフィルム代、現像代を足すと2,380円となり、プリント1枚につき、約66円かかります。
つまり一回のシャッターが約66円ということ。
2回押せば自動販売機で冷たいコーラでも温かい缶コーヒーでも買えちゃうわけです。
デジカメならタダ同然ですから、フィルムの場合はおのずとシャッターを押すことに慎重になるでしょう。 続きを読む フィルムのデメリットこそ写真上達への第一歩!トイカメラ楽しみ方講座
36枚撮りのフィルム、すべてをプリントするとしたらフィルム代、現像代を足すと2,380円となり、プリント1枚につき、約66円かかります。
つまり一回のシャッターが約66円ということ。
2回押せば自動販売機で冷たいコーラでも温かい缶コーヒーでも買えちゃうわけです。
デジカメならタダ同然ですから、フィルムの場合はおのずとシャッターを押すことに慎重になるでしょう。 続きを読む フィルムのデメリットこそ写真上達への第一歩!トイカメラ楽しみ方講座
1990年代後半、ガーリーフォトという言葉が流行しました。
ガールの撮ったフォト、ですね。
イマドキ風に言えばカメ女、ってところでしょうか?
日常的な光景を女性の感受性で撮っただけのノンジャンル作品をガーリーフォトというカテゴリーに当てはめましたが、写真といえばそれまで構図がどうの、適正露出がああだ、など、まるで化学の実験室でもいるように口角泡を飛ばす男たちが息巻くなかで、自由気ままに撮る女性の写真がとても新鮮に見えたことから、この言葉が生まれたという経緯があります。 続きを読む トイカメラは自由に撮りたがる女性から!トイカメラ楽しみ方講座
トイカメラのルーツが旧ソ連製?と首をかしげる人は多いでしょう。
でも、カメラの詳しい人ならピンと来るかもしれません。
じつは旧ソ連、カメラに関しては日本やドイツに並ぶほど歴史も長く、また生産量も多い国だったのです。
そしてそれらのカメラの多くはドイツや日本のコピー商品でした。 続きを読む ロモの欠陥商品がトイカメラの始まり!トイカメラ楽しみ方講座
トイカメラのルーツ、ロモLC-Aは発売後、製造の欠点が逆に個性となった珍しいカメラですが、これを世界中に広めたのは当時、オーストリアの学生2人。
プラハでロモLC-Aに出会ってから、その面白さを世界に広げようとロモグラフィーを宣言、その後、ロモLC-Aで撮ったスナップ写真をニューヨークやモスクワで公開し、世界中から注目を集めるようになりました。 続きを読む トイカメラの世界を支えるロモグラフィー!トイカメラ楽しみ方講座
ロモグラフィーから販売されているトイカメラの代表格、ロモLC-A+は現在、中国で作られていますが、このロモと同じくらい高い人気を誇っているのがホルガ120シリーズ。
1982年、香港で産声を上げたカメラです。
見た目こそまともなカメラの格好をしていますが、じつはこのボディ、プラスチックのオンパレードで、レンズまで単一焦点のプラスチックが使われています。 続きを読む 中国製簡易カメラのホルガがもたらした結末!トイカメラ楽しみ方講座
中国製ホルガ、旧ソ連製ロモ・カメラの設計よりもずっと面倒にできています。
構造はシンプルなんですけれど。
言ってみればカメラのシステムがカメラ黎明期まで遡っているため、フィルムのタイプやフィルムの装填がとても大変なのです。
120シリーズのこの数字、カメラに詳しい人ならすぐに分かると思いますが、じつはフィルムの種類を指しており、120フィルム、日本ではブローニーサイズとかブローニーフィルムと呼ばれている中判カメラ用のフィルムを使う仕様になっています。 続きを読む 120フィルムを使用するホルガ!トイカメラ楽しみ方講座
中国製ホルガはロモと並んでトイカメラの代表格ですが、その魅力は生産ラインによる精度のバラつきだけでなく、シンプルな機能であるからこその撮影方法ができる点にもあるのです。
ホルガで撮影する際、もっとも面白いのは多重露光が簡単にできる点です。
フィルム巻き上げレバーのついている機械式カメラ、あるいは電池駆動で自動的にフィルムを巻き上げるカメラの場合、一度露光したフィルムは巻き上げなければシャッターを切ることはできない仕組みになっています。 続きを読む ホルガの魅力は多重露光ができること!トイカメラ楽しみ方講座
トイカメラの代表格、中国製のホルガは多重露光できることが大きな魅力です。
この多重露光、フィルムカメラでも一部の一眼レフにしかその機能がついておらず、もし巻き上げレバーのあるフィルムカメラで多重露光を行おうとする場合、巻取りクランクを持ち上げ、フィルム1枚分巻取り、シャッターをチャージするという経験値が求められる作業をしなければなりません。 続きを読む 多重露光のコツはアンダー目に撮ること!トイカメラ楽しみ方講座
トイカメラに欠かせないフィルムについて説明しましょう。
まずはサイズから。
現在、使われているトイカメラに適合するフィルムは3種類あります。
110と120、それから135。
ちなみにこれらのナンバーはフィルムメーカーのコダックが最初に開発した時の製造番号で、それがそのまま定着したものです。 続きを読む 110フィルムは昔のスパイカメラ用?トイカメラ楽しみ方講座