旅行のときの水遣りはどうしたら?!ガーデニング入門

ガーデニングをやっていると悩むのが、旅行のときの植物の世話です。

特にお盆頃に家を空けるとなると、暑さで三日ぐらいでも植物がダメになってしまうこともあります。

外の庭なら雨も期待できますが、ベランダだとそういうわけにはいきません。

そもそも、天気は絶対ではないので、不安定要素にかけるわけにもいかないでしょう。

旅行に行く際に最も頼れるのは、人にお願いすることです。

家族や近所の友人などに、頼めれば頼みましょう。

ただし、お盆はみんなが忙しかったりもしますし、庭ならまだしも自分が不在の時に人をベランダまであげるのも、ちょっと抵抗があるかもしれません。

それに水遣りの仕方などを教えていかないと、帰ってきて大惨事、なんてことにもなります。

それならば、誰もいなくても水が不足しないように工夫しましょう。

一番手っ取り早いのが、自動水遣り機です。

これはタイマーが設置されていて、庭で水道に繋ぐものや、水を溜めておいてベランダでも使用できるものなどがあります。

水の量や回数、時間など細かく設定できるので、非常に便利です。

庭用のものはスプリンクラーにも繋ぐこともでき、旅行のとき以外にも日常的に使えます。

ただし、最初は水の量や位置などの設定をしなくてはなりませんので、旅行の前に何度か試してみましょう。

自動水遣り機は園芸店や通販などで購入することができます。

価格は1万円前後と、少し高いのがネックかもしれません。

2、3日ぐらいなら、鉢皿に水を溜めておけば大丈夫なこともあります。

直射日光の当たる場所だとすぐに蒸発してしまうので、日陰に移すか、日よけシートで日光を防いで行います。

しかし、これは根腐れしやすい種には厳禁です。

鉢ならば屋内に移すと日が当たらずに水持ちも良くなるのですが、室内も高温になることがあるので、エアコンで少し涼しくしておくといいでしょう。

エアコンの風が直接植物に当たらないように調整してください。

ペットボトルを利用して自動水遣り機を作ることもできます。

100均などに行くとペットボトルの先につける専用のキャップが売られていて、水を入れたペットボトルの先につけ、土に差すだけで使用できます。

同じ原理で、自作でペットボトルのキャップに穴を開け、割り箸を差し、それを土に差して水を遣ることもできます。

また、ペットボトルに専用のホースや紐を入れる方法もあります。

ただし、これらは時間が経つと詰まってしまうことなどがあり、調整が難しいので何度かシミュレーションを重ねてください。

ペットボトルの水がレンズとなり、火を起こす危険性もあるので、置き場所には注意が必要です。

旅行に行く際はちゃんと水の管理をし、心配なく旅を楽しみましょう。

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