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ペルー・ボリビアのお守り「エケコ人形」

少し前、テレビで紹介され人気が出たお守りがあります。

南米のペルーやボリビアで伝わるエケコ人形です。

何でもその人形に願掛けしたところ、結婚できたと言うのです。

放送後、その人形は人気となりました。

このエケコ人形は、なかなか変わった人形です。

その風貌が変わっていて、ちょっと小太りでちょび髭を生やし、両手を広げてニット帽を被った男性なのです。

お守りと言うほどの厳格さはなく、南米なら普通に街ですれ違うような陽気な一般の人と変わりありません。

しかもタバコが大好き。

毎週火曜日と金曜日にはタバコを吸わせてあげるといいのです。

エケコ人形の首や体に欲しいものをぶらさげておくとその願いを叶えてくれるのですが、タバコを吸わせてあげると機嫌が良くなり、そのお礼に願いを叶えてくれるのだそうです。

変わった人形ですが、部屋に飾ると確かに明るい気持ちになれます。

その陽気な風貌が、福を呼び寄せてくれるのかもしれません。

その起源は、インカ帝国にまでさかのぼるのだそうで、実は由緒正しきお守りなのです。

タバコも、アンデス地方では予言の際に、その煙が必要とされていたためだそうです。

ちなみに、タバコの銘柄はマルボロライトメンソールが好きなのだそうで。

インカ帝国にマルボロはなかったと思いますが、好きなタバコも変わっていったのでしょうか。

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