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7月7日の七夕に願掛けをする

7月7日、七夕を知らない人はほとんどいないでしょう。

この日、織姫と彦星が一年で一度、会うことができる日です。

二人は結婚していましたが、あまりに仲が良いので、仕事をそっちのけでずっと遊んでいました。

それを見かねた天の神様が、二人を天の川の西と東に分けてしまったのです。

二人があまりに落ち込んでしまったのを憐れんで、神様は年に一度、7月7日にだけ会っても良い、としました。

二人はそれを喜び、年に一度の七夕の日を楽しみにして、日々の仕事に勤しむようになりました。

七夕の日は、二人は天の川を渡り、会うことができる日なのです。

元々は中国の行事でした。

それが奈良時代に日本に伝わったのです。

中国や台湾、ベトナムなどでも行われていますが、短冊に願いを書くのは日本だけだそうです。

当初は織姫と彦星の二人が出会えるようにと願掛けをしていたのですが、それが様々な願いを掛けるものになっていったのです。

一般的には7月6日に笹を飾り短冊を書き、7日の未明にその笹を海に流します。

近年ではごみの問題などもあり、流すことは少なくなりました。

お焚き上げをしてくれる寺社などもあるので、流す代わりに寺社に持って行きましょう。

七夕で願いを掛ける際、自分の願い事だけを祈らずに、まずは織姫と彦星が無事に会えることを祈ります。

そうすれば、二人の幸せが私たちの願いを叶える力になってくれるはずです。

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