言葉に込められる強い意思

心に強く残る言葉があります。

その言葉によって人生の進む道を決めた人もいるでしょう。

その言葉によって悩みが一気に解決した人もいるはずです。

その言葉は偉人が発したものであるのか、それとも市井の人が言ったものか、または恩師、両親、友達であるのか、それは大きな意味を持ちません。

その言葉が強く残っていることに意味があります。

しかし、案外と心に残る言葉って、他の人も同じことを言っていることが多いんですよね。

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でも、なぜ他の人が言った同じ言葉が心に残らないのでしょう。

それは心に残る言葉を発した人が持つ経験値や思考が言葉に強く反映され、言葉に強い意思が込められていることの違いなのです。

同じ言葉を知識として得た、道徳的に考えた、教育的視点から発した時、その言葉に込められた意思は弱く、受け手の琴線を震わせることなく素通りしてしまいます。

経験値が高く、その経験値を深く真摯に見つめ、意思を込めた言葉を装飾せずにストレートに発するほど、時としてその言葉は人の心に残るだけでなく、事態を変え、世界の情勢を変えることもあります。

言霊は日本古来のもの、とされていますが、言語が世界中にある以上、それらの言語には当然、言葉の力があり、言霊という表現とは違っていますが、言霊と同じ力を宿す言葉が存在するのです。

そう、Yes! We Can!には、間違いなく言霊が宿っていたのですね。

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